#321 感情で判断しないため3つのルール
感情で判断しないための3つのルール静かなリーダーの思考法|第2回
感情で決めた判断は、たいてい後悔する。
怒りに任せた一言。
不安からの過剰な指示。
焦りからの強い叱責。
その瞬間は「正しい」と思っても、時間が経つほどに違和感が残る。
私は何度も、その後悔を経験しました。
今日は、私が意識している
感情で判断しないための3つのルールをお伝えします。
① すぐに決めない
→ 一晩おく(6時間ルール)
強い感情が動いているとき、脳は冷静ではありません。
怒りや不安は、生存本能に近い反応です。
つまり「守ろう」とする力。
でも、組織の判断は“守る”だけでは足りません。
育て、整え、未来をつくる必要がある。
だから私は、重要な判断ほど
最低6時間は置くと決めています。
夜に感じた怒りは、朝になると輪郭が変わる。
一晩置くだけで、言葉は驚くほど静かになります。
② 事実と解釈を分ける
→ 「何が起きたか」だけを見る
感情が揺れるとき、
私たちは“物語”を作っています。
「やる気がないに違いない」
「軽く見られているのかもしれない」
でもそれは解釈。
事実はもっとシンプルです。
・提出が1日遅れた
・報告がなかった
・約束の時間に来なかった
まずはここまで。
意味づけをしない。
事実だけを見ると、
怒りの温度は自然に下がります。
冷静な判断は、
事実の上にしか立てません。
③ 主語を「私」から「立場」に変える
→ 上司としてどう判断するか
「私は傷ついた」
「私は不快だった」
その気持ちは大切です。
でも、判断基準にしてはいけない。
そこで私は、主語を変えます。
「上司としてどう判断するか?」
「この立場なら何を優先するか?」
自分の感情ではなく、
役割の責任で考える。
すると、不思議とブレが消えます。
怒り、不安、焦り。
感情は大切です。
でも、そのまま判断材料にしてはいけない。
感情は “サイン”。
判断は “基準”。
私は昔、
その違いが分かっていませんでした。
だからブレた。
強く言えない日もあれば、
感情で強く言いすぎる日もあった。
チームは混乱し、
私自身も疲れていきました。
静かなリーダーは、感情を無視しません。
でも、
感情で決めない。
一度受け止め、
整え、
基準で判断する。
その積み重ねが、
信頼をつくると私は思っています。
第3回では、
「嫌われずに注意する方法」を書きます。
静かだけど、
ブレないリーダーでいるために。
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川田真保