#333 何を買うかだけではなく、誰から買うか
週末に、弾丸で一泊の沖縄旅行に行ってきました。
旅先では、普段の生活とは違う景色や食事を楽しめるだけでなく、思いがけない気づきや学びに出会えることがあります。
今回の旅でも、そんな出来事がありました。
それは、素敵なコーヒーカップとの出会いです。
沖縄の海を思わせる美しいブルーがあしらわれた食器で、色合いも品質もとても魅力的。見た瞬間に「素敵だな、欲しいな」と感じました。
実際に、購入しようかと何度かお店に足を運んだほどです。
けれど、最終的に私は、そのコーヒーカップを買いませんでした。
なぜだと思いますか?
それは、商品そのものにはとても惹かれたものの、販売されている方とのやり取りの中で、気持ちが購入へと向かわなかったからです。
最初にお店を訪れたときは、接客中でお忙しそうでした。
そして、もう一度訪れたときには、店主の方ご自身のことで手いっぱいのご様子で、こちらの話に耳を傾けていただくことができませんでした。
もちろん、お店の方にもそれぞれの事情があると思います。忙しいときもあれば、余裕がないときもあるでしょう。
ただ、私自身はその経験を通して、「今回は買わないということなのかな」と感じたのです。
どんなに気に入った商品であっても、品質がよくても、それだけでは購入を決められないことがある。
「何を買うか」だけではなく、「誰から買うか」。
それも、自分にとって大切な判断基準なのだと、改めて気づきました。
商品やサービスの先にあるもの
今回の出来事は、買い物だけに限った話ではないと思います。
私たちは日々、さまざまな商品やサービスを選んでいます。
そのとき、価格や品質、機能、利便性などを比較することは、もちろん大切です。
でも、それに加えて、提供する人がどのような姿勢で向き合ってくれるのか、こちらの話に耳を傾けてくれるのか、信頼できると感じられるのか。
そうしたことも、選ぶ際の大きな要素になっているのではないでしょうか。
例えば、同じようなサービスであっても、こちらの状況を理解しようとしてくれる人と、ただ商品やサービスを説明するだけの人とでは、受け取る印象が違うことがあります。
そして、それはサービスを受ける側だけの話ではありません。
自分が誰かにサービスを提供するときや、仕事で誰かと関わるときにも、同じことが言えると思います。
自分が伝えたいことだけを伝えていないか。
相手の話をきちんと聞けているか。
目の前の相手に、意識を向けられているか。
忙しいときほど、こうしたことは後回しになりがちです。
けれど、相手が何を求めているのかを理解しようとする姿勢や、丁寧に向き合うことは、信頼関係を築くうえで欠かせないものだと感じます。
自分が選ぶときも、提供するときも
旅は、日常から少し離れることで、普段は意識していなかったことに気づかせてくれます。
今回の沖縄旅行では、素敵なコーヒーカップに出会ったこと以上に、自分が何を基準に選んでいるのかを改めて考える機会になりました。
皆さんは、何かを購入するとき、あるいはサービスを受けるとき、どのようなことを大切にしていますか?
価格でしょうか。
品質でしょうか。
それとも、提供してくれる人への信頼や、その人とのやり取りでしょうか。
きっと、人それぞれ大切にしている基準があると思います。
そして、自分が何を大切にしているのかを知ることは、仕事や日常での選択にもつながっていくのではないでしょうか。
自分が選ぶ側であるときも、何かを提供する側であるときも。
商品やサービスそのものだけでなく、その先にいる人にも目を向けてみる。
そして、自分自身も、目の前の相手に丁寧に向き合うことを忘れずにいたいと思います。
皆さんも、ふとしたときに、ご自身が大切にしている判断基準について考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、今週も皆さんにとって、笑顔が一つでも多い一週間になりますように。
その他 実行力・決断力・柔軟性を兼ね合わせた自分軸を培うプログラム・コーチングをオンラインで提供しています!