#296 日常に潜む「違和感」の正体とその意味
ここ数週間ブログをアップ出来ていませんでしたが、色々と最近自分が感じている違和感に対して向き合っていました。少しずつですが、自分なりにアウトプットをしていきたいと思います。
私たちの日常の中で、ふとした瞬間に「何かがおかしい」「しっくりこない」と感じることがあります。このような感覚は、「違和感」と呼ばれています。違和感は、言葉で説明するのが難しいものですが、誰もが一度は経験したことがある身近な現象です。
違和感とは何か、その原因や正体、そしてその感覚が私たちの生活や思考に与える影響について深掘りしていきます。
違和感の定義
違和感とは、「何かがいつもと違う」「本来あるべきではないものがそこにある」と感じるときの心の動きや体験を指します。違和感は、視覚や聴覚、触覚などの五感を通して感じることもあれば、論理や感情のズレとして現れることもあります。明確な根拠はないけれど、直感的に「おかしい」と認識する点が特徴です。
違和感の種類
違和感は大きく分けていくつかの種類があります。
-身体的な違和感:体の一部に不自然さや異常を感じる状態。例えば、新しい靴を履いたときの足の感覚や、健康診断で異常が見つかる前の微妙な不調など。
- 心理的な違和感:会話や人間関係、環境の変化などに対して「何か変だ」と感じる心の動き。たとえば、親しい友人の態度が急に変わったときや、普段と異なる空気感を察したときなどが挙げられます。
- 論理的な違和感:話の筋道や理由付け、行動や出来事に一貫性が感じられないときに生じます。ストーリーやニュースを聞いて「腑に落ちない」と感じる場面がこれに当たります。
-美的な違和感:デザインや芸術、ファッションなど、見た目や雰囲気にしっくりこない感覚です。たとえば、色の組み合わせが不自然なときや、インテリアに一つだけ場違いなものがあるときなどです。
違和感の原因
違和感が生じる原因は多岐にわたりますが、大きく次のように整理できます。
-期待とのズレ:私たちは経験や知識、習慣から「こうあるべきだ」という期待を持っています。その期待と現実が食い違ったときに違和感が生じます。
-変化への感受性:人間は変化に敏感な生き物です。微細な変化も無意識に察知し、違和感として表れることがあります。
-コミュニケーションの断絶:言葉や態度、表情などの非言語的なメッセージで齟齬が生じると、違和感を覚えやすくなります。
~文化や価値観の違い:異なる文化や価値観に触れたとき、普段とは異なる基準に出会うことで違和感が生じます。
違和感と直感
違和感はしばしば「直感」と深く関わっています。違和感を覚えるとき、私たちの脳や体は過去の経験や知識を総動員し、無意識のうちに「普段と違う」ことを察知しています。違和感は、注意や警戒を促す大切なサインでもあり、時には危険を回避するきっかけとなることもあります。
違和感が与える影響
違和感を覚えたとき、そのまま無視するか、あるいは原因を探るかで、その後の行動や思考が大きく変わります。たとえば、職場で同僚の様子に違和感を感じた場合に、声をかけてみることでトラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。逆に、違和感を無視し続けると、小さなズレが大きな問題につながることもあります。
違和感を大切にすることの意義
違和感は、必ずしもネガティブなものではありません。自分自身の感覚を信じ、違和感を大切にすることで、新たな発見や成長につながることがあります。違和感を感じたときには、なぜそう感じたのかを深掘りしてみることが、より良い人間関係や自己理解につながります。
違和感を感じたときは、それを無視せず、いったん立ち止まって観察してみましょう。違和感の正体を探ることで、思わぬ気づきや問題解決の糸口が見つかることもあります。
違和感は、私たちの生活や思考に常に寄り添っている感覚です。その正体を探り、自分自身の感覚を信じることで、より豊かな人生を送る手助けとなるでしょう。
私自身このタイミングで向き合って、新たなステップへ踏み出せたらと思います。
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また新しい週が始まりますね。なるべく自分に余白を持って過ごしていきたいと思います。
皆さんにとって笑顔が1つでも笑顔が多い1週間でありますように!!
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川田真保
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